上通アーケードの北、並木坂通りの東側に並行して伸びる通りが上乃裏通りです。この通りに元々あった八百屋や米屋などの間に、古い家を改築した隠れ家的な居酒屋のほか、おしゃれなバー、そば屋、ブティック、ビーズショップ、美容室、お好み焼き屋、アジアン雑貨店などが立ち...
夏目漱石(なつめそうせき)の「草枕(くさまくら)」のモデルとなった、熊本市島崎(しまさき)から玉名郡天水町(たまなぐんてんすいまち)につながる当時の幹線道路。ここは現在、「草枕ハイキングコース」として整備され、多くの人が散策に訪れています。「草枕」の冒頭に...
日本三名城の一つに数えられる熊本城を築いた加藤清正(かとうきよまさ)は、現在も清正公(せいしょこ)さんとして熊本市民に親しまれ、熊本城のそばと廟のある本妙寺(ほんみょうじ)の2か所に像が建てられています。熊本城のそばの清正公像は甲冑(かっちゅう)と長烏帽子(...
熊本県内最大のショッピングアーケード。デパートやブティックが立ち並び、ファッションやアミューズメントの中心地であると同時に、カフェや郷土料理店などの飲食店が軒を並べるグルメ街としても有名です。長さ511m、幅15mの通りは、ストリートミュージシャンによる演奏や、...
熊本最大の繁華街・下通り(しもとおり)から南に伸びる通り。アーケードがなく、晴れの日には街路樹の間から木漏れ日が、また雨天時には雨がシャワーのように振り注ぐため、この名称がついたといわれます。お洒落なブティックやカフェ、雑貨店などが立ち並び、天気の良い日は...
熊本市の西方、金峰山(きんぽうざん)山麓にある洞窟、霊巌洞。うっそうと茂る樹木におおわれ、神秘的な霊場として知られる雲巌禅寺(うんがんぜんじ)の裏山にあり、洞窟内には岩戸観音(いわとかんのん)の名で知られる観音像が安置されています。晩年の5年間を熊本で過ごし...
別名、若宮(わかみや)さんとも呼ばれるこの神社は、建久8年(1197年)河尻三郎源実明が、鎌倉の鶴岡八幡宮の御分霊を勧請したのが始まりといわれます。創建時は富合町小岩瀬(とみあいまちこいわせ)にあったものが、天正15年(1587年)に現在地に移されました。毎年恒例の秋...
熊本市島崎(しまさき)にある岳林寺は、天平宝字年間(757~764年)に創建されましたが、後に荒廃し、天正9年(1581年)に城親賢(じょうちかまさ)によって、曹洞宗(そうとうしゅう)の寺として再興されました。 明治30年(1897年)の大晦日、文豪・夏目漱石...
文政8年(1825年)、熊本の井手ノ口町(いでのくちまち)、現在の熊本市迎町(むかえまち)に生まれた活人形師(いきにんぎょうし)・松本喜三郎(まつもときさぶろう)の作品「聖観世音菩薩像(しょうかんぜおんぼさつぞう)」が保存されています。高さは110cmあり、喜三郎の...
熊本市高平(たかひら)にある曹洞宗(そうとうしゅう)の寺。本堂に所蔵されている「谷汲観音像(たにくみかんのんぞう)」は、江戸末期から明治初期にかけて活躍した熊本出身の活人形師(いきにんぎょうし)・松本喜三郎(まつもときさぶろう)の遺作で、県の重要文化財に指...
ハンナ・リデルは明治24年(1891)英国国教会の宣教師として来日し、2年後に熊本に来ました。ある時、咲き誇る桜並木の下にうずくまるハンセン病患者たちの悲惨さに心を打たれ救済にあたる覚悟をしました。 そのため、英国、日本の教会、政財界に寄付を募り、明治28年(1895)...
※平成28年熊本地震から復旧工事が進む熊本城は、2019年10月から特別公開を開始しました。「熊本城特別公開」の詳細は、熊本城公式ホームページをご覧ください。 日本三名城のひとつといわれる熊本城は、加藤清正(かとうきよまさ)が慶長6年(1601年)から7年の歳月をかけ築城し...