大慈禅寺
古くから曹洞宗(そうとうしゅう)の本山として人々の信仰を集めている禅寺。創建は弘安元年(1278年)で、曹洞宗の開祖である道元の高弟寒巌(かんがん)禅師によって開山されました。国指定重要文化財に指定されている寒巌(かんがん)義尹文書や「梵鐘」(ぼんしょう)をはじめとした数々の貴重な寺宝が保管されています。仏堂には、県指定重要文化財に指定された熊本最大の仏像である「木造釈迦如来坐像及び両脇待立像」が鎮座しています。また、坐禅堂では、毎月第三日曜日の坐禅会が開かれているほか、随時一般公開もされています。境内には俳人種田山頭火(たねださんとうか)の句碑も建てられており、「まったく 雲がない 笠をぬぎ」の句が刻まれています。山頭火を出家させた望月和尚(もちづきおしょう)がこの寺に在住していたことから、昭和27年(1952年)、山頭火を偲ぶ人々の手によって建てられました。
所在地 | 〒861-4114 熊本市南区野田1-7-1 |
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お問合せ | 電話番号: 096-357-9173 FAX番号: 096-357-9080 |
利用可能時間 | 本堂 夏季5時00分~19時00分 冬季5時00分~18時00分 通用門は常時開放 |
駐車場 | 60台 無料 |
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アクセス情報 | ■産交バス「大慈禅寺」下車すぐ ■JR熊本駅から車で約20分 |
その他 | 団体での訪問は事前に連絡要 |