熊本市を初めて訪れる方にも最適なコース。徒歩で回れる圏内に、見どころが凝縮した熊本市街地を親子でめぐってみませんか。熊本のシンボル・熊本城や水前寺成趣園、また外せない名物グルメなどを欲張って堪能しましょう。
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熊本城に隣接する市役所14階には展望ロビーがあり、熊本城の全容を眺めることができます。石垣が大きく崩落し、1本の石組みだけで支えられている飯田丸五階櫓の復旧工事の様子も見ることができます。
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徒歩約1分
熊本市役所正面から、加藤清正公の銅像がある行幸坂まで続く坪井川沿いの遊歩道「長塀通り」。川の対岸に望む全長約242mの熊本城の長塀は、現存する城郭の塀の中で日本一の長さを誇り、国の重要文化財に指定されています。白と黒のコントラストが美しい長塀と、その下を流れる川の流れに心癒されます。また、桜の時期には、遊歩道と城内の桜を同時に楽しめるスポットでもあります。
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徒歩約1分
熊本城のふもとにある「桜の馬場
城彩苑」は、地域の食文化や歴史、伝統を体感できる観光施設です。「歴史文化体験施設『湧々座』」では、見て、触れて熊本や熊本城の歴史や城下町の魅力を体験。
1階の「熊本今昔絵巻」では江戸時代の熊本城の姿を再現したコンピューターグラフィック映像や、清正公の生涯や西南戦争のエピソードを再現する大型紙芝居、時代衣装を着ることができるコーナーなどを設けています。2階の「ものがたり御殿」では、寸劇やガイド付きの熊本城のバーチャルリアリティ映像などを、毎日上演・上映しています。
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徒歩約5分
現在、地震の影響により熊本城の本丸には入れませんが、「二の丸広場」から大・小天守閣と宇土櫓を見ることができます。「桜の馬場 城彩苑」~広場間は徒歩での移動のほか、無料シャトルバスを利用することも可能です。
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※無料シャトルバス 9:00~17:00(この丸)。15~20分間で連行。
徒歩約3分
熊本城本丸に鎮座する「加藤神社」は、熊本の礎を築いた加藤清正公を祀る神社。毎年7月に行われる「せいしょこまつり」は、熊本の夏の風物詩として親しまれています。境内は、熊本城天守閣や宇土櫓を間近に望むビュースポット。地震の被害にあってもなお堂々と構える熊本城の雄姿を一目見ようと、多くの人が足を運んでいます。
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徒歩約5分
小代焼、天草陶磁器、肥後象がん、山鹿灯籠といった国指定の伝統的工芸品をはじめとする熊本の工芸品を紹介する常設展のほか、年に5回ほど国内の優れた工芸品を集めた企画展を開催しています。1階の「工芸ショップ匠」では、肥後象がんや刃物、陶磁器、木工品、玩具など数多くの商品を求めやすい価格から販売しているため、おみやげ選びの場としても最適です。
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徒歩約5分
書籍、時計、文具などの老舗が多い落ち着いた雰囲気の上通り、ブティックや飲食店の多い賑やかな下通り、その路地の通りにも個性的なお店がずらりと並ぶ熊本県下最大の繁華街です。ちょっと散策すれば、お気に入りのショップやグルメがきっと見つかるはず。
熊本ラーメンは、九州のラーメンらしくスープは豚骨が基本。鶏ガラを加える店も多く、各店が独自の味わいを探求しています。麺は中細が主流です。一番の特徴は、ニンニクの使い方。チップ状の揚げニンニクやローストガーリック、マー油(ニンニクを揚げた油)を加えて食べるのが熊本流です。香ばしいニンニクで食欲も元気も倍増!ぜひランチにどうぞ。
撮影協力:こむらさき
路面電車で15分
初代熊本藩主忠利公が清水湧くこの地を気に入り、御茶屋として作事したことを始まりとする庭園です。3代綱利公により大規模な作庭がなされ、現在の桃山式の優美な回遊式庭園が完成しました。東海道五十三次の景勝を模したとされる見事な庭園を散策しつつ、園内の「出水神社」に参拝。庭園を一望京都御所から移築した県指定重要文化財「古今伝授の間」でお茶と和菓子をいただきながらゆっくりと時間を過ごすのもいいものです。
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(古今伝授の間)
夕飯には熊本の郷土料理を楽しんではいかがでしょうか。熊本市内の居酒屋でも、辛子蓮根や馬刺し、一文字ぐるぐるなど、郷土料理を味わうことができます。また、九州の中心にある熊本市には九州各地から食材が集まる美食の街。鮮魚の刺身など海の幸もオススメです。リーズナブルな店が多いので、ぜひ食べて飲んで、熊本の夜をお楽しみください。
取材協力:ヨコバチ
熊本市には洋菓子店が多く、総務省が行う家計調査ではケーキに対する1世帯あたりの年間総出支額で常に上位をマーク。2009~11年の平均値では、なんと日本1位という結果が出ています。このように甘いものが好きな熊本人は、飲んだあとのシメにケーキということもめずらしくありません。そのため、夜遅くまで営業している洋菓子店や喫茶店が多いのも特徴的です。あなたも熊本人になったつもりで"シメのケーキ"を楽しんでみませんか?
撮影協力:スイス下通店