熊本市7つの魅力

なぜか、じーんと来る。思わず、キュンと来る。はからずも、グッと来る。
ここ、くまもとは、こころに来る出逢いやシーンに溢れた街です。
古くから「水の都」「森の都」と言われてきたほど、大きくて豊かな自然がある。
受け継がれた文化がある。そして、この地で生まれ育った「ひと」がいる。
そんな「ひとの都」、くまもとへ。見て、食べて、遊ぶ・・・だけでなく、
こころのつながりを、感じに来てほしい。それが「KUMAMO TO HEART」、
私たちの願いです。こんどのお休みに、大切な誰かを誘って、どうぞ。

1くまもとのシンボル
復興のシンボル「熊本城」

 「日本三名城」のひとつに数えられる熊本城。熊本藩初代藩主であり築城の名手として知られる加藤清正(かとうきよまさ)が、慶長6年(1601年)から7年の歳月をかけて築いたとされる天下の名城です。加藤家の改易後は、細川家の居城となりました。
 上に行くほど反り返った「武者返し」と呼ばれる独特の石垣や復元された絢爛豪華な本丸御殿など、見どころも多く、熊本市のシンボルとなっています。春の桜も見事で、多くの人が花を愛でに訪れます。
 2016年4月に起きた熊本地震では、天守閣や石垣、重要文化財建造物などの多くが被害を受けましたが、現在は約20年の期間をかけて復旧を目指す取り組みを進めています。2019年10月には、被災状況や復旧工事の進捗を間近で見学できる特別公開を開始し、今後も段階的に公開エリアを拡充していきます。今しか見られない熊本城の姿を、多くの方に見ていただきたいです。

熊本城の写真

2おいしい水のある暮らし
「日本一の地下水都市」

 74万人の人口を有し、上下水道のすべてを天然地下水でまかなう熊本市。人口50万人以上の都市では日本唯一、世界でもめずらしい地下水都市です。 阿蘇山の噴火によって形成された熊本地方の地層は、隙間に富み、水が浸透しやすいという特徴があります。阿蘇の山々に降り注いだ雨は大地にしみ込み、約20年かけて熊本市に達します。その間にミネラル分が溶け込み、おいしく体にやさしい天然水になります。また、全国平均よりも多い降雨量や、約420年前に加藤清正が行った水田開発も地下水の豊富さに一役買っています。
 このように、熊本市は"蛇口をひねればミネラルウォーター"という恵まれた環境にあります。熊本市にいらっしゃれば、飲料水だけでなく、料理もお風呂も、すべてがミネラルウォーターという贅沢な体験をすることができますよ。

世界に誇る地下水都市・熊本

おいしい水の写真

3清らかな水が育む
「農産物と食」

 清らかな地下水をはじめとする豊かな自然に恵まれた熊本市は、米、野菜、果樹、花き、畜産など、さまざまな農産物の生産が盛んで、産出額は政令指定都市で3位、全国市町村でも8位を誇ります(2014年)。特に、スイカ、メロン、なす、みかんなどの全国有数の生産地です。
 熊本の名物と言えば、「馬刺し」「辛子れんこん」「熊本ラーメン」などが真っ先に挙がりますが、郷土料理以外でも、自慢の水と、その水が育む農産物で作る料理は「何を食べてもおいしい!」と思っていただけるはずです。見るだけの観光なんて、もったいない!熊本は、旅の醍醐味でもある「食」でも、皆さんの期待を裏切りません。

辛子れんこんと熊本ラーメンの写真

4街中にある自然・癒しの場所
「水前寺成趣園」「江津湖」「植木温泉」

 熊本市の市街地には、緑あふれる癒しの場所が存在しています。まずは熊本市観光に欠かせない「水前寺成趣園」。熊本藩主・細川家ゆかりの御茶屋に1636年に開園された桃山式回遊庭園で、国の名勝、史跡に指定されています。庭園の中心にある池には阿蘇の伏流水がたたえられたおり、その清らかで透き通った水を眺めると、心が洗われるようです。
  市の中心部から車で約15分の場所にある「江津湖」。上江津湖、下江津湖にわかれており、周囲は約6kmに及びます。大都市の内部にこれだけの湖があるのはめずらしいことで、市民の憩いの場となっています。貴重な水生生物や野鳥を見ることができるほか、遊歩道や、芝生公園なども整備されており、気軽に散歩や散策を楽しむことできます。 市街地から国道3号を北へ車で約40分足をのばすと、"熊本の奥座敷"と呼ばれる「植木温泉」へ。合志川の清流沿いに位置するのどかな田園温泉です。「玉の肌」と呼ばれるなめらかな湯は、宿泊や立ち寄り湯で楽しむことができます。 これらの街中にある自然や温泉が、旅の疲れを癒してくれることでしょう。

水前寺成趣園と植木温泉の写真

5熊本の街を走る人気者
「市電」

 大正13年(1924年)に開通した熊本市の路面電車、市電。2つの系統で市内を東西に走る交通網として市民や観光客に幅広く利用されています。車両は昔懐かしいレトロなものから2014年に導入された新型車両「COCORO」までさまざま。運賃は市内均一料金に設定されており、全国の交通系ICカードの相互利用サービスにも対応しています。夏にはビール電車"ビアガー電"(※)、クリスマスシーズンにはイルミネーション電車が登場するなど、熊本市内を盛り上げる存在として市民から親しまれています。
 熊本駅、熊本城、水前寺成趣園、アーケード街など、熊本市の主要な場所に行くのにも便利で、観光客の皆さんに利用しやすい交通機関です。1日乗車券を購入すれば、500円で乗り放題。市電の中からゆっくり眺める街の風景は、また違った魅力がありますよ。

市電の写真

6アクセス良好な
「九州の拠点都市」

 熊本市は九州のほぼ中央という、地理的に恵まれた場所です。2011年には九州新幹線が全線開業し、福岡市(博多駅)までは最速33分、鹿児島市(鹿児島中央駅)からは最速44分と移動時間が短縮されたことで生活だけでなく観光の利便性も大きく向上しました。九州内の各県とも隣接していることから、さまざまな観光地への行き来も簡単です。また、県内の各地へもアクセスしやすく、東に行けば阿蘇、西に行けば天草など、主要な観光地に足を運ぶことができます。
 熊本市を拠点にすれば、熊本県内や九州内の旅行を、効率よくお楽しみいただけると思います。

九州新幹線と鹿児島中央駅の写真
熊本市地図

7熊本市の魅力ある
「元気なヒト」

 熊本人の気質を表現する時に使われる言葉「もっこす」と「わさもん」。「もっこす」は"頑固者"や"こだわりの強い人"という主に男性に向けた表現ですが、悪い意味ではなく、一本筋が通った人というほめ言葉として使われます。一方の「わさもん」は、"新しいもの好き"という意味。新しいものに興味を持ち、積極的に取り入れる好奇心旺盛な人に親しみを込めてそう呼びかけます。
 新しもの好きで、情熱的で、頑固者という気質が、芸術・芸能・スポーツなど各分野で活躍する人や文化を生み出しています。
  旅先でも気軽に地元の人に声をかけてみてください。きっと、熱心に応えてくれることでしょう。そんな熊本人との交流も、旅の一つの楽しみにしてください!

熊本市親善大使

※熊本市にゆかりのある、芸術、スポーツ等の様々な分野で活躍する著名人の方々に、「熊本市親善大使」として本市の魅力を広くPRしていただいています。

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