金峰山系一帯に点在する20箇所(熊本市内の19箇所、玉名市の1箇所)の湧水群を指しています。九州巡幸をされた明治天皇に水を献上した「天水湖(てんすいこ)」は熊本県の熊本名水百選の一つ。ほかに、細川藩のお茶屋として造られた「釣耕園(ちょうこうえん)」、宮本武蔵が「...
六殿神社は、治承2年(1178年)に、平重盛・武蔵の六孫王権現を勧請したと伝えられ、守富荘を治めた木原氏の氏神だと伝えられています。10月9日の大祭には、古式豊かな神楽と流鏑馬(やぶさめ)が奉納されます。神楽は肥後神楽の一つで木原神楽とも呼ばれ、起源・伝来は不明で...
緑川が大渡町(熊本市川尻町)裏に曲流していて、洪水の水吐けが悪かったため、慶長8年(1603年)加藤清正は、防潮と出水放水路として、曲流部から小岩瀬地区までの長さ1,448余、幅127mの掘削事業を完成しました。 これが堀川呑吐で、ここに架設した橋が呑吐橋です。 現在では...
日本三大不動尊の一つで、境内の広さは、約6,600平方メートル。門前十数段の石段を登ると仁王門があり、その両方に丈九尺余りの仁王像二体がおかれています。 天台宗に属し院号を尊乗院と号し、本尊は不動明王、木像一躯、立像厨子入りです。比叡山延暦寺の末寺で、伝教大師の...
観音寺南望山慈眼院は、百済国日羅大師の開基で、南都西大寺の枝院である本尊如意輪観世音菩薩・脇士毘沙門天・持国天が安置されています。 本尊は聖徳太子の作、脇士は運慶・湛慶父子の作とも言い伝えられています。 越前の国永平寺の開祖道元禅師が宋より帰国時、南海にて船...
現在熊本県で国指定の貝塚は2つで、いずれも熊本市南区城南町にあります。 御領貝塚は、縄文時代後期(今から約3000年前)の史跡です。総面積約4ヘクタールと推定される西日本最大級の貝塚で、おびただしい貝殻は見るものを圧倒します。ここから出土した土器は「御領式土器」と...
塚原古墳公園の中にある資料館です。考古・歴史・民俗の3つの展示室があり、豊富な収蔵品を備えています。塚原古墳群の出土品をはじめ各所からの縄文・弥生時代の出土品や民俗資料などを約400点を展示しています。
国指定天然記念物「下田のイチョウ」は、県下有数の大イチョウで樹齢は700年近いといわれ、旧下田家の庭にあります。 高さ21メートル幹まわりが9メートルもあり、秋の黄葉はまさに絶景です。
白鳳時代~奈良時代(約1200~1300年前)に建てられた熊本県最古の寺院跡です。規模は、160m四方にも及びその中に金堂や塔が立ち並んでいました。現在は、五重塔の心礎(柱を支えた基礎石)が残っています。 また、南へ500mほど離れた斜面には,瓦を焼いた窯跡を見ることができ...
樹齢400年。その名のとおり小木阿蘇神社の境内にそそり立つ大クスです。小木阿蘇神社は、江戸時代の初めに現地に移ってきたと思われ、クスはそれ以前からこの地にあったと考えられています。 高さ20メートル、根回り12メートルもあります。熊本緑の百景にも選ばれました。毎年1...
熊本市の「奥座敷」、合志川の清流沿いにある植木温泉には十数軒の宿があり、それぞれに趣向をこらした、おもてなしで人気を集めています。 源泉掛け流しの天然温泉は、美肌の湯といわれ、肌もしっとり。旅の疲れをいやしてくれます。 植木町は、歴史とロマンのまち。西南戦争...
幹囲りは脇芽も含めて14m、高さ42mの雄株。龍雲庵という寺跡で、現在も樹下に一宇の阿弥陀堂があります。白蛇の伝説や、夜間に拍子木が鳴った伝説も残っています。