神風連資料館
熊本市黒髪(くろかみ)にある「神風連資料館」は、明治9年(1876年)に熊本で起こった「神風連の変」で敗れた志士たちの霊が眠る桜山神社(さくらやまじんじゃ)の境内にあります。「神風連」は、熊本市内田町(うちだまち)にある新開大神宮(しんかいだいじんぐう)の宮司・太田黒伴雄(おおたぐろともお)を首領とする志士の集まりで、神道と尊皇を重んじ、自らを「敬神党(けいしんとう)」と呼んでいました。彼らは、明治維新後急速に欧米化する政府と、日本古来の伝統や文化の崩壊を憂慮し、攘夷論者を取り締まるために置かれた鎮台(ちんだい)の一つ、熊本鎮台を襲撃。それが「神風連の変」と呼ばれる事件です。太田黒伴雄以下決起した170名が熊本鎮台を襲撃しますが、120余名が討死、または自決して果てます。資料館には、信仰を重んじ、王政復古による日本古来の神道に基づいた政治を目指そうとした「神風連」の重要な資料や貴重な遺品が展示されています。
所在地 | 〒860-0862 熊本市中央区黒髪5-7-57 |
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お問合せ | 電話番号: 096-343-5504 FAX番号: 096-343-5504 |
利用料金 | 大人300円、中・高校生200円、小学生100円 20人以上の団体料金:大人200円、中・高校生100円、小学生50円 |
定休日 | 火曜、年末年始 |
利用可能時間 | 9時30分~16時30分 |
駐車場 | 6台、マイクロバス2台駐車可能(大型バスは駐車できません) 無料 |
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アクセス情報 | 産交バス「一里木」下車、徒歩3分 |