熊本市島崎(しまさき)から金峰山(きんぽうざん)を越え、玉名郡天水町小天(たまなぐんてんすいまちおあま)へ続く道は、古くから熊本と玉名を結ぶ幹線道路として人々に利用されていました。その道の途中にあるのがこの野出峠(のいでとうげ)と鳥越峠(とりごえとうげ)で...
頓写会という名前は、本妙寺第3代高麗日遥人が加藤清正公の菩提を弔うため、1周忌に山内の僧侶が加わり行ったところ、7月23日の一 夜にして写径ができたこ&から、頓(すみやかに)法華経 (69,384文字)を写経した法会ということに由来しています。
熊本の代表的な民謡「おてもやん」の銅像は、JR熊本駅新幹線口の玄関前にあります。元は桜町バスターミナル前にあったものを、桜町地区の再開発に伴い平成27年8月に移設しました。熊本民踊会が会の創立25周年を記念して市に寄贈したもので、作者は熊本大学教授の石原昌一(いし...
古くから曹洞宗(そうとうしゅう)の本山として人々の信仰を集めている禅寺。創建は弘安元年(1278年)で、曹洞宗の開祖である道元の高弟寒巌(かんがん)禅師によって開山されました。国指定重要文化財に指定されている寒巌(かんがん)義尹文書や「梵鐘」(ぼんしょう)をはじ...
市電と珈琲! 2014年10月に、国登録有形文化財である長崎次郎書店の2階にオープンした「長﨑次郎喫茶室」。 店内は明るくレトロな雰囲気に満ちていて、ゆっくりとした優しい時間が流れています。 窓際の席からは市電の姿を見る事ができるので、店こだわりの珈琲を飲みながら、...
動物ゾーンには、ゾウ、キリンなど、子どもたちに人気のある動物達や、孫悟空のモデルといわれる金絲猴(キンシコウ)などの珍しい動物を見ることができます。また、動物ふれあい広場もあります。 植物ゾーンでは、熱帯植物が鑑賞できる大温室のある花の休憩所や、植物について...
熊本市を流れる坪井川(つぼいがわ)にかかるアーチ型の石橋。東京「日本橋」や皇居の「二重橋」などを手がけた、熊本出身の明治の名石工・橋本勘五郎(はしもとかんごろう)の手によって造られたものです。明治10年(1877年)に架設されたので「明十橋(めいじゅうばし)」と...
温泉の効能は、リウマチ、腰痛、皮膚病などに効果があるとのことです。浴場は、男女別で、それぞれに「温かい浴槽」と「ぬるい浴槽」の2つがあり、ゆっくりとくつろぐことができます。
熊本大学の裏、立田山(たつだやま)の上り口にある小峯墓地は、立田山の遊歩道への通り道としても、多くの市民に親しまれています。この墓地の中でひっそりと立っているのがこの「鼻かけ地蔵」。鼻がかけていることからそう呼ばれています。旧制第五高等学校(現在の熊本大学...
石光真清(いしみつまきよ)は明治から大正にかけて、激動の東アジアで対ロシアの情報収集に従事し、波乱に富む生涯を送った人物です。 自伝的手記は、没後遺族によってまとめられ「城下の人」など四部作*として出版されました。作品は近代日本と当時の東アジアの様子を伝える資...
この地は、細川藩士で学者・詩人・藩士中第一号の帰農者としても有名な「兼坂止水」が私塾を開いた場所で、兼坂が梅を好み、多くの梅の木を植えたことから、「百梅園」と名付けられました。 高低差がある園内は、色んな角度から梅の花を楽しむ事が出来ます。梅の花の種類も...