石光真清旧居
石光真清(いしみつまきよ)は明治から大正にかけて、激動の東アジアで対ロシアの情報収集に従事し、波乱に富む生涯を送った人物です。
自伝的手記は、没後遺族によってまとめられ「城下の人」など四部作*として出版されました。作品は近代日本と当時の東アジアの様子を伝える資料として高く評価されています。昭和34年(1959)に毎日出版文化賞(人文社会科学)受賞。平成6年(1994)には熊本県近代文化功労者賞を受賞しています。
この旧居は石光真清が誕生して上京するまでの16年間を過ごした家と言われ、四部作の「城下の人」にも登場します。当時から改築されているものの、当時の雰囲気を今に伝えています。
平成9年(1997)から無人になっていましたが、地元の人たちの熱意により平成26年度(2014)に保存修復工事を行いました。現在は真清の生涯を学べるパネルなどを展示しています。
*四部作「城下の人」「曠野の花」「望郷の歌」「誰のために」
所在地 | 〒860-0822 熊本市中央区本山4-7-63 |
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お問合せ | 文化財課 電話番号: 096-328-2740 |
利用料金 | 無料 |
定休日 | 無し |
利用可能時間 | 8時30分~17時00分 |
駐車場 | 駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。 |
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アクセス情報 | ■JR「熊本駅」および市電「熊本駅前」下車、徒歩約10分 |
ホームページ | https://kumamoto.guide/look/terakoya/055.html |
その他 | 内部見学はご連絡をいただいてから、職員が開錠にまいります。到着まで10分程度かかりますので、ご了承ください。 |