放牛は、江戸時代の初め頃(1670年代)、熊本の城下町(現在の新市街辺り)に鍛冶職の子として生まれました。 建立については諸説ありますが、少年時代、父が武士に無礼討ちにされたため、他に身寄りのなかった彼は、お寺に引き取られ僧になり、30年間の修行の後、非業の...
JR熊本駅近く、花岡山(はなおかやま)の麓に位置する北岡神社。承平4年(934年)の創建当初は、熊本市二本木(にほんぎ)に山城国旧官幣大社八坂神社の御分霊をまつりましたが、その後花岡山山上に移り、正保4年(1647年)、現在地へ移転しました。明治10年(1877年)、西南戦...
元弘2年(1332年)9月に創建された神社です。加藤清正(かとうきよまさ)が大津街道(おおづかいどう)を作り、陸上交通が盛んとなり、白川(しらかわ)近くの三宮(さんのみや)は水害を受けるので、細川家第3代綱利(つなとし)の時、寛文元年(1661年)9月、大道往来の交通安全...
熊本市島崎(しまさき)にある岳林寺は、天平宝字年間(757~764年)に創建されましたが、後に荒廃し、天正9年(1581年)に城親賢(じょうちかまさ)によって、曹洞宗(そうとうしゅう)の寺として再興されました。 明治30年(1897年)の大晦日、文豪・夏目漱石...
文政8年(1825年)、熊本の井手ノ口町(いでのくちまち)、現在の熊本市迎町(むかえまち)に生まれた活人形師(いきにんぎょうし)・松本喜三郎(まつもときさぶろう)の作品「聖観世音菩薩像(しょうかんぜおんぼさつぞう)」が保存されています。高さは110cmあり、喜三郎の...
熊本市高平(たかひら)にある曹洞宗(そうとうしゅう)の寺。本堂に所蔵されている「谷汲観音像(たにくみかんのんぞう)」は、江戸末期から明治初期にかけて活躍した熊本出身の活人形師(いきにんぎょうし)・松本喜三郎(まつもときさぶろう)の遺作で、県の重要文化財に指...
六殿神社は、治承2年(1178年)に、平重盛・武蔵の六孫王権現を勧請したと伝えられ、守富荘を治めた木原氏の氏神だと伝えられています。10月9日の大祭には、古式豊かな神楽と流鏑馬(やぶさめ)が奉納されます。神楽は肥後神楽の一つで木原神楽とも呼ばれ、起源・伝来は不明で...
日本三大不動尊の一つで、境内の広さは、約6,600平方メートル。門前十数段の石段を登ると仁王門があり、その両方に丈九尺余りの仁王像二体がおかれています。 天台宗に属し院号を尊乗院と号し、本尊は不動明王、木像一躯、立像厨子入りです。比叡山延暦寺の末寺で、伝教大師の...
観音寺南望山慈眼院は、百済国日羅大師の開基で、南都西大寺の枝院である本尊如意輪観世音菩薩・脇士毘沙門天・持国天が安置されています。 本尊は聖徳太子の作、脇士は運慶・湛慶父子の作とも言い伝えられています。 越前の国永平寺の開祖道元禅師が宋より帰国時、南海にて船...
円台寺は京都比叡山の末寺といわれ、その周辺には多くの遺跡が残されています。その薬師堂に見事な金剛力士像や仏像を見ることができます。
菊池一族の初代である菊池肥後守則隆公(きくちひごのかみのりたかこう)により、延久2年(1070年)に創建され、学問の神様として知られる菅原道真公をおまつりしています。熊本城の南側に位置し、江戸時代は武家の町であった山崎の氏神として、古くから人々の崇敬を集めていまし...