菊池一族の初代である菊池肥後守則隆公(きくちひごのかみのりたかこう)により、延久2年(1070年)に創建され、学問の神様として知られる菅原道真公をおまつりしています。熊本城の南側に位置し、江戸時代は武家の町であった山崎の氏神として、古くから人々の崇敬を集めていまし...
加藤清正(かとうきよまさ)が入国(1588年) にあたり、熊本城の守り神として勧請し、四百年の歴史があります。白髭(しらひげ)さんと親しまれています。最大の祭りは、毎年2月の最初の午の日に開催される「初午大祭」で、この日に参拝することを「福詣り」と呼び、五穀豊穣...
古くから曹洞宗(そうとうしゅう)の本山として人々の信仰を集めている禅寺。創建は弘安元年(1278年)で、曹洞宗の開祖である道元の高弟寒巌(かんがん)禅師によって開山されました。国指定重要文化財に指定されている寒巌(かんがん)義尹文書や「梵鐘」(ぼんしょう)をはじ...
海路交通が盛んな時代の海の玄関口であり、伝統工芸が盛んな川尻町(かわしりまち)にあります。川尻刃物、肥後象嵌(ひごぞうがん)などの伝統工芸品と共に、陶芸、革細工、ステンドグラスなどの現代工芸品を展示し、工芸品の魅力を伝えています。肥後象嵌や、陶芸、各種工芸...
白壁に黒い屋根の土蔵造りの建物の中に、暮らしに根ざした陶磁器や竹かごなどの実用品を展示。民衆の間で作られ、使われている民衆的工芸品(民芸品)の簡素で健康的な美しさを目にすることができます。熊本だけでなく、外国のものもあり、ガラス、木工品、染色品、玩具など、...
藤崎台球場(ふじさきだいきゅうじょう)の隣に建ち、神社の前には梅の木が植えられた公園があります。昭和14年に内務省令により熊本県護国神社と公称し、昭和32年に現在の社殿が完成。境内には戦没者のためのさまざまな慰霊碑が建ち、戦争歴史資料館があります。神風連の乱(...
JR熊本駅近く、花岡山(はなおかやま)の麓に位置する北岡神社。承平4年(934年)の創建当初は、熊本市二本木(にほんぎ)に山城国旧官幣大社八坂神社の御分霊をまつりましたが、その後花岡山山上に移り、正保4年(1647年)、現在地へ移転しました。明治10年(1877年)、西南戦...
元弘2年(1332年)9月に創建された神社です。加藤清正(かとうきよまさ)が大津街道(おおづかいどう)を作り、陸上交通が盛んとなり、白川(しらかわ)近くの三宮(さんのみや)は水害を受けるので、細川家第3代綱利(つなとし)の時、寛文元年(1661年)9月、大道往来の交通安全...
熊本市島崎(しまさき)にある岳林寺は、天平宝字年間(757~764年)に創建されましたが、後に荒廃し、天正9年(1581年)に城親賢(じょうちかまさ)によって、曹洞宗(そうとうしゅう)の寺として再興されました。 明治30年(1897年)の大晦日、文豪・夏目漱石...
文政8年(1825年)、熊本の井手ノ口町(いでのくちまち)、現在の熊本市迎町(むかえまち)に生まれた活人形師(いきにんぎょうし)・松本喜三郎(まつもときさぶろう)の作品「聖観世音菩薩像(しょうかんぜおんぼさつぞう)」が保存されています。高さは110cmあり、喜三郎の...
熊本市高平(たかひら)にある曹洞宗(そうとうしゅう)の寺。本堂に所蔵されている「谷汲観音像(たにくみかんのんぞう)」は、江戸末期から明治初期にかけて活躍した熊本出身の活人形師(いきにんぎょうし)・松本喜三郎(まつもときさぶろう)の遺作で、県の重要文化財に指...