毎月第2金曜日の12:30~16:00の間、肥後象嵌師 稲田憲太郎氏による実演を行っております。
峠の茶屋公園
明治30年(1897年)、文豪夏目漱石(なつめそうせき)は、友人の山川信次郎(やまかわしんじろう)とともに熊本から現在の天水町(てんすいまち)へ旅をしました。その時に通ったのが、鳥越峠(とりごえとうげ)と野出峠(のいでとうげ)。当時この2つの峠には茶屋があり、有名な「草枕(くさまくら)」の一節「おい、と声をかけたが返事がない」はこのどちらかの茶屋が舞台といわれています。現在、野出峠は有明海(ありあけかい)や島原半島(しまばらはんとう)を望む展望公園として整備されていますが、茶屋はありません。しかし、この鳥越峠には茶屋が再建され、峠の茶屋公園として整備されています。公園には、休憩所や売店があり、今も、ハイキング途中の人々やドライブ途中の人々が一服する場所となっています。また、再建された茶屋の内部は、漱石に関わる資料を展示した資料館として公開されています。
所在地 | 〒861-5344 熊本市西区河内町岳5-4 |
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お問合せ | (資料館) 電話番号: 資料館 096-277-2157/売店 096-277-2154 |
定休日 | 資料館 火曜(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日 売店 火曜(祝日の場合は翌日)、12月31日~1月1日 |
利用可能時間 | 資料館 9時00分~17時00分 売店 11時00分~17時00分 |
駐車場 | 12台、無料 |
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アクセス情報 | ■桜町バスターミナルから: ・車で約20分 ・産交バスで約25分「峠の茶屋公園前」下車すぐ) ■JR熊本駅から:車で約20分 ■九州自動車道熊本インターから車で約40分 |