八景水谷公園
八景水谷公園は、第5代肥後藩主細川綱利(ほそかわつなとし)公によって開かれた公園で、八景水谷水源(はけみやすいげん)があります。豊富な湧水量を誇り、大正13年(1924年)、熊本市の上水道が敷設されてからはその水源として利用されています。園内には4つの井戸があり、そこで取水された地下水は、立田山(たつだやま)配水地を経由して市の中心部へ送られています。公園にはソメイヨシノ200本が植えられ、周囲を流れる小川には豊かな水に育まれた水生動物が多く生息しています。公園内にある「水の科学館」は、熊本の地下水と水道を中心に、水について学ぶ事ができる施設で、水関係の資料、図書が揃い、ビデオなどで学習できる設備も整っています。また、中庭と建物の周囲に浅い池があり、小さな子どもも水と触れ合うことができるようになっています。
公園内にある加藤清正像は、大正14年に開催された「熊本市三大事業記念国産共進会」(上水道通水、市電開通、23連隊移転を記念)の際に、巨大な噴水塔の頂上に立像した清正公の像を、会終了後、八景水谷公園へ移設したものです。その後水道創設60周年を記念して修復されました。製作者は、原図が上益城郡御船町(かみましきぐんみふねまち)生まれで、熊本中学(現在の熊本高校)で美術を教えるかたわら、九州美術協会の中心となり活躍した甲斐青萍、塑彫が熊本県ゆかりの著名な彫刻家の松原象雲(まつばらしょううん)です。
所在地 | 〒861-8064 熊本市北区八景水谷1丁目 |
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お問合せ | (北区土木センター) 電話番号: 096-245-5050 |
駐車場 | 30台、大型バス3台 |
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アクセス情報 | ■熊本電鉄バス「八景水谷」下車、徒歩約7分 ■JR熊本駅から: ・車で約30分 ・JR「上熊本」下車、熊本電鉄菊池線に乗り換え電車で16分 八景水谷駅下車 徒歩約7分 |