優雅なモーニングで、良い一日の幕開けを

Eat breakfast like a king,lunch like a prince,dinner like a pauper.

朝食は皇帝のように、昼食は王様のように、夕食は物乞いのように食べる。


これは、熊本市の友好都市・ハイデルベルク市があるドイツのことわざ。

三食のうち、朝食こそ豪華にするべきだという教えです。

朝、お腹も心も満たされれば、なんだかその日は充実する気がしますよね。

そこで、熊本市内の優雅なモーニングを過ごせるお店をご紹介します。

心地よい空間と選りすぐりの食材、こだわりの料理が、特別な朝を演出してくれることでしょう。さあ、素敵な一日のはじまりです。

街のオアシスで過ごすひととき@Park Side Coffee&Tea(オモケンパーク)

熊本が誇るアーケード街、上通り。ここを歩いていると、突如現れる緑の空間『オモケンパーク』があります。2016年の熊本地震により取り壊しとなったオモキビル跡地に、今年6月オープンしたばかりの国内初ソーシャルデザインパークです。「自分たちの社会や暮らしを共にデザインしていく場所」をコンセプトとした、まさに上通りの縁側。このパーク内に、Park Side Coffee & Teaはあります。

熊本の木材が織りなす、澄んだ空間。

Park Side Coffee & Teaは、木をふんだんに使った、洗練されたデザインが特徴です。壁はCLT(Cross Laminated Timber)と呼ばれる小国杉の木製パネル、床は熊本県産の杉、カウンターは南関町で開発された環境循環型の建築材料・ナンカンボードを使用。思わず深呼吸したくなるような澄んだ空気が店内を流れます。

こだわりのコーヒーをセット価格で堪能。

8:00~10:30のモーニングタイムは、サンドウィッチやオムレツといったメニューにドリンクをセット価格でつけられます。セットメニューは朝限定なので、とてもお得。AND COFFEE ROASTERSがプロデュースするコーヒーやペイストリーを堪能するチャンスです。朝食メニューは全5種類で、税込750円から。

この日の日替わりコーヒーは、ルワンダ・ムササ。この豆は、店長が現地まで買い付けに行き、100種類の中から選んできたものだそう。AND COFFEE ROASTERS本店で焙煎されています。気に入ったときには、豆の購入も可能です。

3種類のペイストリーは、お店で手づくり。甘い朝を過ごしたい方にオススメです。

熊本市内のパン屋さん、BROT HAUS(ブロートハオス)のパンが絶品。

Park Side Coffee & Teaで提供されるパンは、熊本市のベーカリー・ブロートハオスのもの。素直な味が、朝の体にやさしく沁みわたります。チーズオムレツは、とろっとしたチーズがまろやかな味わい。トマトとほうれん草がいいアクセントになっています。

人気のサンドウィッチ(ハムとチーズ)は、阿蘇・ひばり工房のハムを使用。ごろっと贅沢に入ったカマンベールチーズと濃厚なハーモニーを繰り広げます。穀物がたくさん入ったパンの香ばしさにより、さらっと食べられる一皿です。

日替わりコーヒーは、約2杯分。ゆっくりとした時間を過ごせます。

 

【Park Side Coffee & Tea】

所在地 熊本市中央区上通町7-7-1

モーニング 8:00~10:30


熊本の地元食材でおもてなし@ブッフェダイニング アソシェッド(ホテル日航熊本)

熊本市の中心地に位置するホテル日航熊本のレストラン『ブッフェダイニング アソシェッド』。ブッフェスタイルで朝食を提供する当レストランは、(株)日本旅行の2017年度宿泊アンケートで食事部門全国1位に輝いた功績を持ちます。宿泊者以外でも利用できるモーニングブッフェは、県産食材を使用した多彩なメニューが人気。朝6:30から熊本グルメを楽しむことができます。

これが、熊本のおもてなし。

「おはようございます。窓側のお席、お料理の取りやすい手前のお席、どちらをご希望ですか?」忙しい朝だからこそ、快適に過ごしていただきたい。そんな想いから、希望に沿った席を案内できるよう声かけをしているそう。100席を誇る店内は、一人でも利用しやすいカウンターやゆったり座れるソファー席もあり、シーンに合わせて利用できます。

各料理には、食材の産地や調理法を記した説明が。あたたかみを感じてもらうため、手書きで添えるコメントも、アソシェッドが誇るおもてなしのひとつ。丹誠が込められた料理はもちろん、スタッフのホスピタリティによって、気持ちの良い朝を提供しています。

郷土料理や熊本の地元食材を使ったメニューが一堂に!「くまもと うまかもんコーナー」

こだわりの素材でつくった熊本の郷土料理が並ぶ「くまもと うまかもんコーナー」。辛子蓮根、太平燕、だご汁などのラインアップを一度に味わうことができます。

蒸したてのいきなり団子は、皮がもっちりとしていて絶品。塩味の効いた皮と甘さ控えめのあんこが、さつまいもの味を活かします。

熊本の食材を堪能できる充実のメニュー

山鹿でとれた卵のフライエッグ、大阿蘇どりと山都町の椎茸を使った茶碗蒸しなど、和洋問わず、熊本の食材を豊富に使った料理が並びます。

一番人気は、「牛深 深川水産 真鯛カマの塩焼き」。パリッと香ばしく焼かれた皮と、ジューシでやわらかい身が絶品。真鯛の旨みを存分に味わえます。

国際味覚審査機構で日本初の三ツ星を獲得した阿部牧場の「ASO MILK」や世界一の清流・川辺川の水でつくる「親父のガンコとうふ濃豆乳」など、熊本ブランド食品も。

熊本のおいしいものを集結した“至極のブッフェ”です。

 

【アソシェッド】

所在地 熊本市中央区上通町2-1 ホテル日航熊本2階

モーニング 6:30~10:00(最終入店9:30)

大人(中学生以上・シニア含む) 2,400円

小学生 1,300円

幼児(4歳以上) 800円

※料金はすべて消費税・サービス料込(10月以降も変わりません) ※予約不可

焼きたてのパンの香りに包まれたモーニング@パン オ ルヴァン

熊本市東区小峯。中心地から少し離れた郊外に、女性を中心に人が次から次に訪れるお店があります。やさしく甘い香りに包まれたプロヴァンスを彷彿とさせるかわいらしい建物。ここが、おしゃれな大人に贅沢なひとときを提供するパン オ ルヴァンです。

 

天然酵母で焼き上げるこだわりのパン。

天井の高い広々とした空間に、にぎやかに並ぶパンたち。自家製の「ルヴァン種」という天然酵母により生まれる、もっちりとした食感や小麦本来の風味が特徴です。小麦は熊本・九州産を中心に、パンの種類によってカナダ産やフランス産のものも使い分けています。

2019年9月にリニューアルした『ルヴァンの朝食』。

『ルヴァンの朝食』と名付けられたリッチなプレートは、税込1,180円(10月からは1,200円予定)。9月にリニューアルし、これまで以上に「ゆったりとした時間を過ごす」というお店のコンセプトに沿った形となりました。セレクトされた7種のパン、新鮮な野菜と蒸し鶏のサラダ、スープなど、ボリューミー。食べる前からわくわくしてしまう華やかさで、よい目覚めになりそうです。

ひとつひとつに込められた、こだわりと想い。

オーナーがこだわったというシルバーのお皿に、美しく盛られた7つのパン。こんがりと焼かれたそれらは、ハムチーズクロワッサン、安納芋のプチフランスといった具を楽しむものから、ジャムを楽しむためのプリッツェル、スコーンといったシンプルなものまでバラエティに富んでいます。日によって種類が変わるので、どんなパンに出会えるか期待を膨らませられるのも魅力のひとつです。

いっしょに提供されるジャムは、このお店の手づくり。この日は、ルビーグレープフルーツ、ラズベリーのジャム。果実の甘みがぎゅっと詰まったひとさじに、思わず頬がほころびます。

オレンジジュースは県産オレンジ100%、ヨーグルトは高品質な生乳を使用した石坂ファーム製と、からだが喜ぶ良い素材ばかり。熊本の乾燥野菜ブランドHOSHIKOの乾燥玉ねぎを使ったスープは、凝縮された玉ねぎの旨みが溶け込んでいて絶品です。

食感も多彩な7種のパンは、ヨーグルトと一緒に食べたりスープに浸したり、いろいろな食べ方を楽しめます。食べきれなかったパンは、持ち帰りOK。ていねいに包んでもらえるので安心です。

お庭の緑を眺めながら、焼きたてのパンの香りに包まれて優雅な朝を過ごしませんか。

 

【パン オ ルヴァン】

所在地 熊本市東区小峯2-2-110

モーニング 8:00~11:00 OS10:00 (土日祝7:30~)


同じテーマの記事

一覧に戻る