上熊本駅~五高コース熊本は森の都だなあ

上熊本駅 → 夏目漱石内坪井旧居 → 五高記念館

上熊本駅

上熊本駅は、明治24年(1891年)に池田停車場という名前で設置されました。夏目漱石が第五高等学校の英語教師に就任した際、下車した駅として有名です。駅前には漱石の銅像が建っています。その後、上熊本駅と改称し、大正初期には洋風木造の駅舎が建てられました。駅舎は現在、熊本市電の上熊本駅として使用されています。

上熊本駅から藤崎宮までの通りを「わが輩通り」といいます。通りにはわが輩通りの標識と猫の像やオブジェ、温泉や美味しいお店があります。

詳細はこちら
上熊本駅
バス

夏目漱石内坪井旧居

上熊本駅から、バスで約5分壺井橋下車徒歩約2分のところに夏目漱石内坪井旧居があります。漱石は熊本在住の間6回引越ししています。「内坪井の家」は5番目の住居で、21ヶ月と最も長く住んでいます。漱石に心酔した、五高の教え子で後に物理学者で随筆家となった寺田寅彦が「ここでいいから置いてください」と頼んだ「馬丁小屋」や「長女筆子産湯の井戸」があります。

内坪井旧居からは熊本城にも近いです。上通りアーケードにも近く、食事やショッピングを楽しむこともできます。五高記念館までは内坪井旧居から国道3号線に出て、藤崎宮前から熊本大学前までバスで約10分です。徒歩で藤崎宮の参道から子飼商店街を通って熊本大学へと向かうと約20分かかりますが、漱石の五高への通勤経路を散策することができます。

詳細はこちら
夏目漱石内坪井旧居
徒歩orバス

五高記念館

第五高等学校は、嘉納治五郎が校長として、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)も外国人教師として赴任していました。五高記念館は明治時代に作られたもので、化学実験場・表門(赤門)とともに国の重要文化財に指定されています。また熊本大学の構内には、漱石の銅像や句碑、ハーンのレリーフや嘉納治五郎の揮毫による碑をはじめ、歴史的建造物なども数多く残っています。

詳細はこちら
五高記念館

MAP

MAP