#1細川家と共に肥後くまもとを振り返る

温故知新!くまもと歴史さんぽ

知るほどにくまもと♡に

加藤清正が築いた熊本城を引き継ぎ、長きの間、肥後くまもとを見守ってきた細川家は、まさにくまもとの歴史のGEN.(原点)を知る上で重要。そのゆかりの地を巡れば、発見いろいろ、トリビアの数々にも心が躍る!温故知新なくまもとにたくさん出会える1泊2日旅です。

画/松永健志

まずはくまもとのシンボル熊本城へ

01

ガイドの解説で歴史をおさらい後、
天守閣へ

震災以降は特設ルートで天守閣へ。天守閣の入口まではぜひ、城内の史跡や細川時代などを解説するボランティアガイド「くまもとよかとこ案内人」とご一緒に。その上で天守閣に登れば、各階でそれぞれのテーマに合わせた展示、さらに天守6階からの眺望も一層、感慨深いものに。

INFORMATION

熊本城

住所:
熊本市中央区本丸1-1
電話:
096-223-5011(熊本城運営センター)
利用料:
小・中学生300円、高校生以上800円

公式ホームページ

くまもとよかとこ案内人の会

料金:
常駐ガイドは無料、予約は有料

公式ホームページ

MORE INFO

02

古き良きくまもとの食文化をランチ
でじっくり

創業昭和24(1949)年の「郷土料理 青柳」では、熊本藩の料理秘伝書などを基に再現した復刻料理「本丸御膳」(4400円/要予約)をご用意。質素倹約を常としながら、客人には十分なおもてなしで肥後の食文化の豊かさをアピールした細川家。家紋である「九曜紋」入りの雅な器と共にお楽しみを。

INFORMATION

郷土料理 青柳

住所:
熊本市中央区下通1-2-10
電話:
096-353-0311

公式ホームページ

03

細川家と縁のある宮本武蔵の
足跡を訪ねて

熊本藩初代藩主・細川忠利の招きで、晩年を熊本で過ごした宮本武蔵。そのゆかりの地を訪ねて熊本市の西方にある金峰山山麓の古刹・霊巌禅寺へ。無数の石仏・五百羅漢が並ぶ苔むした細道を進むと「霊巌洞」に到着。武蔵はここで兵法書「五輪書」を著したと言われています。

INFORMATION

霊巌洞(れいがんどう)

住所:
熊本市西区松尾町平山589
電話:
096-329-8854(霊巌禅寺)
利用料:
中学生以下100円、高校生200円、大人300円

MORE INFO

04

真の武蔵像を通じ、
戦国~江戸初期を振り返る

巌流島の決闘のイメージが強い宮本武蔵。しかし、実際は戦国の世から江戸時代を巧みに生き抜いた知識人であり、書画や工芸などの才にも秀でていた人物。それを証明する数々の資料のほか、同年代を生きた細川忠利やその母・ガラシャにまつわる品々も展示されています。

INFORMATION

島田美術館

住所:
熊本市西区島崎4-5-28
電話:
096-352-4597
入館料:
小・中学生200円、高・大学生400円 、大人700円

公式ホームページ

MORE INFO

05

新緑、紅葉も見事!
藩主たちを祀る史跡公園

国指定史跡熊本藩主細川家墓所である妙解寺跡を含む自然公園。公園の左奥の苔むした石段を上がると熊本藩初代藩主・細川忠利とその夫人、二代藩主・細川光尚を祀る3つの霊廟が。その周囲に森鴎外の名作「阿部一族」のモデルとなった、阿部弥市右衛門をはじめ主君に殉じた家臣たちの墓も整然と並んでいます。

INFORMATION

北岡自然公園

住所:
熊本市中央区横手2-5
電話:
096-356-8005
利用料:
小・中学生100円、高校生以上200円

MORE INFO

DAY2

06

阿蘇の伏流水をたたえた
回遊式の大名庭園

細川家が作庭した美しい庭園も西南戦争では戦場となり、ゆるやかな起伏の築山は砲台として利用されたことも。池畔に佇む茅葺屋根の建物「古今伝授の間」では、抹茶と共に幕府に献上された菓子「加勢以多」も味わえます(700円)。また、園内の「出水神社」は、縁結びのご利益もあるとか。

INFORMATION

水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)

住所:
熊本市中央区水前寺公園8-1
電話:
096-383-0074
利用料:
小・中学生200円、高校生以上400円

公式ホームページ

MORE INFO

07

波乱の生涯のガラシャが
殿の隣で静かに眠る

細細川家の菩提寺「泰勝寺跡」でもある自然公園。熊本藩初代藩主の忠利の両親である細川忠興とその妻玉子(洗礼名ガラシャ)、祖父母にして細川藤孝夫妻のお墓のほか、利休七哲の茶人・忠興公の起こし絵図から復元された「仰松軒」も必見です。

INFORMATION

立田自然公園

住所:
熊本市中央区黒髪4-610
電話:
096-344-6753
利用料:
小・中学生100円、高校生以上200円

MORE INFO

08

正統なる熊本ラーメンの
形を守り続けて44年

群雄割拠、味も形も多様化するくまもとのラーメン業界。そんな中、「大黒ラーメン」は豚の頭骨で仕込むスープに中太のストレート麺、おろしニンニクを低温で揚げた香り高き黒い「マー油」を浮かべた昭和スタイルを守り、1杯700円。熊本ラーメンの原点をご賞味あれ!

INFORMATION

大黒ラーメン

住所:
熊本市北区高平1-1-14
電話:
096-352-7418

MORE INFO

09

村を束ね、逸材も輩出した
堀内家の秘話も必見

御馬下村の庄屋を務めながら、角屋という名で質屋と酒屋も営んでいた堀内家。現存する屋敷は参勤交代の休憩地にも利用され、その模様を奥座敷などで再現。また、隣接の資料館では古文書などが展示され、時折、館長が江戸期の庄屋にまつわる解説を交えながら案内も。

INFORMATION

御馬下の角小屋(みまげのかどこや)

住所:
熊本市北区四方寄町1274
電話:
096-245-2963
利用料:
小・中学生100円、高校生以上200円

MORE INFO

武士の終わりを告げた西南戦争最大の激戦地へ

10

リアルな戦場痕や映像から
日本の夜明けを学ぶ

明治10(1877年)、西郷隆盛をはじめ、旧薩摩藩士を中心とした土族が起こした西南戦争。田原坂はその激戦地。資料館では西南戦争に至るまでを壁画で解説するほか、実際に使われた銃や弾、古文書等の貴重な資料の展示も。砲撃音や揺れをリアルに感じる体感型シアターでは、息をのむ戦場の再現ドラマも上映。

INFORMATION

熊本市田原坂西南戦争資料館

住所:
熊本市北区植木町豊岡858-1
電話:
096-272-4982
利用料:
小・中学生100円、高校生以上300円

MORE INFO

Other Courseその他のコース

ページトップに戻る

copyrights© Kumamoto City Allrights Reserved.