水前寺成趣園
池泉式回遊庭園。寛永9年(1632年)、肥後細川初代藩主・細川忠利公(ほそかわただとしこう)が御茶屋を置いたのが始まりで、その後、三代目藩主綱利公(つなとしこう)のときに庭園が完成し、中国の詩人陶淵明(とうえんめい)の詩「帰去来辞(ききょらいのじ)」に因み、成趣園と名づけられました。阿蘇の伏流水が湧き出る池を中心に、ゆるやかな起伏の築山、浮石などが配された庭園は四季折々の自然と庭園美を楽しめます。
また大正元年(1912年)に京都御所内から移築された古今伝授の間(こきんでんじゅのま)は、慶長5年(1600年)細川藤孝公(ほそかわふじたかこう)別名幽斎(ゆうさい)が智仁親王(としひとしんのう)に古今和歌集の奥義を伝授された建物といわれ、この建物から見る成趣園の風景が最も良いとされています。
園の北側には細川家の歴代がまつられる出水神社(いずみじんじゃ)もあります。
所在地 | 〒862-0956 熊本市中央区水前寺公園8-1 |
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お問合せ | 電話番号: 096-383-0074 FAX番号: 096-383-4233 |
利用料金 | 16歳以上400円 6歳~15歳200円 ※30人以上の団体1割引 ※障害者手帳をお持ちの方は16歳以上200円、6歳~15歳100円 |
利用可能時間 | 8時30分~17時00分(入園16時30分まで) |
駐車場 | お近くの有料駐車場をご利用ください。 |
アクセス情報 | ■市電「水前寺公園」下車 徒歩約4分 ■JR豊肥本線「新水前寺駅」下車 徒歩約10分 |
ホームページ | http://www.suizenji.or.jp/ |
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その他 | 車いすでの訪問可能(入口で車いす貸出1台あり、対応トイレあり) |